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宝石知識・業界情報 > 宝石知識 > ダイヤモンド 4Cについて ~Cut カット ~
2020/10/22(木) ダイヤモンド 4Cについて ~Cut カット ~
②Cut(カット = 輝き)
今回は4Cの1つCut(カット = 輝き)についてご説明します。

ダイヤモンドのカットは単純に理想の形にカットすればいい、というものではありません。
カットのプロポーションや角度がより良い物でなければ、そのダイヤモンドの輝きを十分に発揮することはできません。
つまりダイヤモンドのカットの質は、ダイヤモンドそのものの煌めきや輝きを担っている要因の1つです。

【カットの評価基準とカットグレード】
標準のラウンドブリリアントカットダイヤモンドを評価する際
GIA(米国宝石協会)では次の7つの要素の基づき評価されています。
最初の3要素は外観に関する要素です。

①ブライトネス (ダイヤモンドからの反射する光)
②ファイア (ダイヤモンドの中で光が屈折した際の虹色の輝き)
③シンチレーション (ダイヤモンドを動かした際の光のコントラスト、輝き)

残りの4要素はダイヤモンドのデザインや職人技に関係しています。

④重量比率
⑤耐久性
⑥磨き
⑦対称性

これらのダイヤモンドのカットの質を構成する各要素には
それぞれどの程度重要なのかを考慮され個別に評価が決定します。
各要素のカットグレードは五段階のグレードで評価がなされます。

①Excellent=エクセレント
②Very Good=ベリーグッド
③Good=グッド
④Fair=フェア
⑤Poor=プアー

またダイヤモンドのプロポーション(全体的な形のバランス)も重要な評価の対象です。
プロポーションは奥深いポイントでもあるので別途記事を載せていきます。

出典:https://www.brilliance.com/education/diamonds/cut
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